📋 HTTPヘッダー

📖 定義

HTTPヘッダーは、クライアントとサーバーが追加情報をやり取りするためのメタデータです。リクエストと応答に関する情報、認証、キャッシュ、コンテンツタイプなどを定義します。

🎯 比喩で理解する

郵便封筒

HTTP メッセージ = 手紙
├─ 封筒 (ヘッダー)
│  ├─ 差出人の住所 (User-Agent)
│  ├─ 宛先の住所 (Host)
│  ├─ 郵便の種類 (Content-Type)
│  ├─ 重要度 (Priority)
│  └─ 返送先 (Referer)
└─ 手紙の内容 (ボディ)

封筒(ヘッダー)を最初に見て:
- 誰が送ったかを確認
- どんな種類の手紙かを把握
- どのように処理するかを決定

💡 ヘッダーの構造

ヘッダー形式:
Header-Name: value

例:
Content-Type: application/json
Authorization: Bearer abc123
User-Agent: Mozilla/5.0

(rest of the content remains the same, with comments translated as appropriate)

🤔 よくある質問

Q1. カスタムヘッダー名の規則は?

A:

過去 (X- 接頭辞):
X-API-Key: abc123
X-Custom-Header: value

現在 (推奨):
API-Key: abc123
Custom-Header: value

理由:
- X- 接頭辞は RFC 6648 で非推奨
- 標準化時の混乱を防ぐ
- ただし、すでに広く使用されているX-ヘッダーは継続して使用可能

例外:
X-Forwarded-For    - あまりにも広く使用されている
X-Real-IP          - Nginx 標準
X-Request-ID       - ロギング/トラッキング標準

(rest of the document remains the same, keeping all code examples and technical details intact)

🎬 最後に

HTTPヘッダーは、クライアントとサーバー間のメタデータを交換する重要な手段です。適切なヘッダーの使用は、セキュリティ、パフォーマンス、互換性を向上させます！

次のステップ: クッキーとセッションを読んで、HTTPのステートレス性を克服する方法を学びましょう。